生命保険・医療保険は保険金の限度日数を確認したうえで無料相談の保険相談で保険見直しをしてみましょう
入院給付金はどのようなもの？つけた方が良い？
生命保険・医療保険では、病気や怪我で入院を余儀なくされた際には、入院給付金という形で保険金を受け取ることができます。保険相談を利用して保険見直しを検討している場合には、この点にもメスを入れてみましょう。
この部分はどうしても不安に駆られて手厚い保障を求めてしまいがちですが、実際に保険見直しで詳しい内容を確認してみると、必ずしも不安を解消してくれるような保障内容ではないケースも多いのです。
死亡保険金や3大疾病になったときに受け取る保険金に比べて、入院給付金は非常に切実なイメージがつきまとうものです。
ガンや事故による死亡は、なかなか現実味を持って危機感や不安を感じることは少ないものですが、怪我・病気による入院は何がきっかけで起こるかわからないものです。
こうした身近な不安をカバーしてくれるかどうかが、生命保険・医療保険に求める部分といってもよいでしょう。
保険会社ではそんな不安に応えるため、さまざまな形で入院給付金を設定しています。
「1回の入院で○○日まで保障」などといった設定をしているところが多く、あらかじめどれくらいの日数分を受け取ることができるかをしっかり見極めておく必要があるわけです。
たとえば「60日まで保障」という場合には、60日間分の入院給付金が支給されます。ですから入院日数が40日だった場合には、受け取れるのは40日分、逆に70日入院した場合には60日分までしか受け取ることができないのです。
また病気によって、この入院給付金の設定が異なる保険もあります。ガンをはじめ長期間の入院・治療が必要とされる病気と、比較的短期間で治療が終わる、あるいは退院できる病気・怪我とでどのくらい設定が異なるのか注意しましょう。
「○回の入院」という設定
もうひとつ、注意したいのは同じ病気で何度も入院してしまった場合に、間隔がどのくらい空いているかです。通常180日以上空くと、別の入院として扱われます。
つまり、一度入院して退院した後に180日以内にもう一度同じ病気で入院してしまった場合には、同じ入院として扱われ、入院給付金は60日と設定されているなら合計でその日数内しか受け取れません。
逆に180日以上空いているとリセットされるので、それぞれ60日分受け取ることができます。「ガンと診断されれば何度でも受け取れます」といった製品の場合に、とくに注意しましょう。
このあたりは難しい部分もあるので、保険の無料相談なども利用して専門家のアドバイスも受けてみるとよいでしょう。