生命保険・医療保険の保険相談で見直して節約し貯蓄を増やすのがお勧めな理由
貯蓄はやっぱり必要です
現在加入している生命保険・医療保険を見直そうと専門家の保険相談を検討している方の多くは、「保険料の負担がばかにならない、もう少し節約できないか」という悩みを抱えているものです。
いざというときのために備えて保険は入っておきたい、でもそれだと貯蓄が増えない、どうすればいいのか?保険料を見直してもっと節約したいが大丈夫なんだろうか?そんな不安を抱えているわけです。
このように、「保険は必要だけれど保険料のせいで貯蓄ができない」ケースでは、やはり保険料を節約して貯蓄に回すのがおすすめです。
生活費を節約して貯蓄できればよいですが、なかなかうまくは行かないものですし、節約が家庭生活の楽しみを損ねてしまうようではいけません。
ですから、保険料をできるだけ節約したうえで保険と貯蓄のバランスをうまくとっていくのです。
保険料はそんなに必要?
そもそも現在自分が支払っている保険料が適切なものなのか、その保険料によってカバーされる保障が本当に必要なものなのかどうかを確認してみましょう。
たとえばどこまで保障が必要かですが、実際のところ、ほとんどの方は病気や怪我で入院したときや手術をしたときの保険金だけあれば十分です。
会社員なら、入院などで仕事を休まざるを得なくなって給料をもらえなくなってしまった場合には、「傷病手当金」というお金を受け取ることができます。しかも、金額は給料の3分の2、最大で1年6ヵ月もの間にわたります。
またあまり知られていませんが、高額の医療費がかかってしまった場合には、一定額を超えた段階でその超えた分が支給される「高額療養費制度」という健康保険の制度を利用できます。
ですから、特定の病気になった一時金を受けとれるといった特約が必ずしも必要とはいえないわけです。特約を契約している方は、とくに見直しの余地がたくさんありますから、専門家による保険相談なども利用しながら再検討してみましょう。
保険料を徹底的に節約して、浮いたお金を貯蓄に回したいという場合には、余計な保障は思い切ってカットしてシンプルな保障内容を心がけましょう。
もちろん、健康状態によっても異なりますが、今現在健康な方は余程のことがない限り、手厚い保障が必要になるようなケースにならないものですし、もしなったとしても高額療養費制度などを利用できます。
安心を買うのが保険の原則ですが、あまり買いすぎると今度は家計の不安が出てきます。
貯蓄は続けている限り確実に増えていくのに対して、保険は契約が切れたら基本的にはおしまいですから、保険料と貯蓄のバランスが偏っている方は全面的に見直してみましょう。